お元気ですか？ 苺です！
苺（いちご）と書いて苺（まい）と読みます。
人前式(じんぜんしき)って何やってもイイの？
なんかピンとこない…
一番大きなちがいは、宗教にとらわれないところかな？
形式にとらわれない自由な挙式
結婚式というのは本来、宗教の儀式のひとつです。
教会式も神前式も仏前式もすべて宗教とのかかわりがありますね。
人前式は、特定の宗教や形式にとらわれない挙式スタイルとして、人気が出てきています。
人前式では立会人または列席者全員を証人として、結婚の宣言をおこない結婚証明書に署名します。
それ以外に決まりはなく、どのような形式をとってもいいので、オリジナリティある式をあげることができます。
友人を中心とした開放的な式が多く、親も招待客のひとりとなって楽しむことができます。
ただし年配者などは人前式になじみがないことが多いので、事前に説明しておく方がよい場合があります。
人前式の式次第の一例
入場
入場曲が流れると、新郎新婦が入場します。
開会の宣言
司会者が式の開会を宣言し、新郎新婦のプロフィールを紹介します。
誓いのことば
列席者の前で新郎新婦が、誓いの言葉をのべます。
誓いのことばは、ひとりずつ持ってもよいし、二人でひとつのものを読み上げてもイイのです。
誓いのことば文例：私たち二人は、今日ここで結婚することを宣言します。楽しい時もツライ時も二人で分かち合い、生涯お互いを信じ、愛情をもってともに生きていくことを誓います。
年月日・夫○○、妻○○
指輪の交換
新郎新婦は立会人から指輪をうけとり、互いの左手薬指にはめます。
結婚証明書への署名
結婚証明書に二人で署名をし、そのあと立会人が署名をします。
結婚承認の宣言
立会人が二人の結婚が成立したことを宣言します。
退場
司会者が閉会の宣言をして、新郎新婦が退場します。
フラワーシャワーなどさまざまな演出をすることもあります。
披露宴会場が同じ場所の場合は、そのまま披露宴がはじまります。
人前式ならではの演出
シンデレラストーリー
入場前に、新婦の身支度の仕上げとして頭にティアラをつけます。
つける人はおもに母親ですが、新郎以外身近な人なら誰でもよいのです。
教会式では「ベールダウン」というのがありますが、ティアラをつける「シンデレラストーリー」は人前式ならではのものです。
ベールダウン
教会では、挙式前の花嫁は顔にベールをかけて入場し、誓いの言葉のあと新郎にベールをあげてもらい誓いのキスをかわします。
新婦の身支度の最後に、母親がお祝いの言葉とともにベールを下ろすのがベールダウンです。
リングリレー
指輪交換の際、１本の長いリボンを参列者全員に持ってもらいます。
リボンに結婚指輪を通して、参列者全員で新郎新婦のもとへリレーするというものです。
プロポーズの再現
人前式ならプロポーズの再現も可能です。
リアルなサプライズプロポーズを再現するもよし、新郎がひざまずきブーケを渡してプロポーズし新婦は中の１輪を新郎の胸にさしてOKするといった寸劇調にするのもイキな演出です。
